バンコクの新しいランドマークとして人気を集めている「マハナコンタワー(キングパワー・マハナコン)」。
「展望台までどうやって行けばいいの?」「チケットは何種類あるの?」「ルーフトップバーは予約が必要?」と、訪れる前に迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、マハナコンタワーへはBTSチョンノンシー駅から直結でアクセスでき、チケットは時間帯によって3種類、さらに公式サイトや旅行予約サイトを使えば割引価格で購入できます。ルーフトップバー「スカイ・ビーチ」も、事前予約なしで気軽に立ち寄れる点が魅力です。
今回は、マハナコンタワーへの行き方や割引チケットの種類、料金、ルーフトップバーの営業時間や予約方法まで詳しく解説します。
マハナコンタワーとは?高さ314mの絶景スポット
マハナコンタワーは、地上314m・全78階建てのバンコクを代表する超高層ビルです。
正式名称は「キングパワー・マハナコン」で、2018年の開業以来、タイで最も高い展望台として多くの旅行者から注目されてきました。
外観の最大の特徴は、ブロックが崩れ落ちたようなデザインです。ドイツ人建築家オーレ・シェーレン氏が手がけたこの意匠は「ピクセル建築」と呼ばれ、崩れて見える部分は「スカイボックス」という構造になっています。
写真を撮るだけでも印象に残る建物ですが、真の魅力は最上階に集まっています。
展望フロアは74階・75階・78階の3層構成
マハナコンタワーの展望エリアは、大きく分けて3つのフロアで構成されています。
74階と75階は「ザ・オブザーバトリー」と呼ばれる屋内展望台です。全面ガラス張りの空間から360度のパノラマビューが楽しめ、天候に左右されにくいのが特徴です。
78階は屋外の「マハナコン・スカイウォーク」です。幅約4m・長さ約12mという世界屈指の広さを誇るガラス床があり、足元からバンコクの街並みを見下ろせます。ただし、雨天や強風時には安全のため屋外エリアが閉鎖される場合があるため、荒天時は屋内展望台のみの利用になる可能性がある点は覚えておきましょう。
世界最大級のガラス床とスリル満点の体験
ガラス床エリアは撮影スポットとしても人気ですが、スマートフォンを含むカメラ類を持ち込んでガラスの上に立つことはできません。写真を撮りたい場合は、ガラスフロアの外側から専用の撮影サービスを利用する形になります。
また1階には、パラシュート体験ができるVRアトラクション「スカイライド」も用意されています。料金は1人250バーツ前後で、身長1m以上が利用条件です。展望台の待ち時間や、雨で屋外に出られないときの過ごし方としても選ばれています。
バンコクからマハナコンタワーへの行き方を比較
マハナコンタワーはバンコクの中心部、シーロム・サトーンエリアに位置しています。周辺はオフィス街ですが、公共交通機関でのアクセスは非常に便利です。
| 移動手段 | 所要時間の目安 | 料金の目安 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| BTS | 市内主要駅から約15〜30分 | 約16〜59バーツ | 初めての旅行者・渋滞を避けたい人 |
| タクシー | 交通状況により変動 | 約100〜300バーツ | 荷物が多い人・複数人での移動 |
| Grab | タクシーとほぼ同等 | 約120〜350バーツ前後 | 英語での交渉が不安な人 |
BTSを利用する場合、最寄り駅は「チョンノンシー駅」です。3番出口からタワーへ直結する連絡通路があり、雨の日でも濡れずに移動できます。バンコク中心部から向かう場合はシーロム線を利用すれば乗り換えなしでアクセスできるため、初めてバンコクを訪れる方でも迷いにくいルートです。
タクシーやGrabを使う場合は、渋滞が発生しやすい時間帯を避けると移動がスムーズになります。特に平日の夕方はシーロム・サトーン周辺の道路が混み合いやすいため、余裕を持ったスケジュールを組んでおくと安心して観光できます。荷物が多い旅行の後半や、空港からホテルへ向かうついでに立ち寄りたい場合は、車移動の方が体力的な負担を抑えられるでしょう。
マハナコンタワーのチケットの種類と料金
マハナコンタワーには、展望台単体のチケットは用意されていません。チケットを1枚購入すると、74階・75階の屋内展望台と78階のスカイウォークの両方に入場できる仕組みです。
チケットは時間帯によって3つの区分に分かれています。
| チケットの種類 | 入場時間帯の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| デイタイムチケット | 10:00〜15:30頃 | 昼間の街並みを一望できる |
| サンセットチケット | 16:00〜19:00頃 | 夕焼けと夜景の両方が楽しめる |
| ナイトチケット | 19:00〜23:00頃 | 夜景とルーフトップバーを満喫できる |
昼と夜で全く異なる表情を見せてくれるのがこの展望台の面白いところです。写真映えを狙うならサンセットチケット、ゆっくり夜景を楽しみたいならナイトチケットを選ぶ旅行者が多い傾向にあります。時間帯によって混雑状況も変わるため、静かに景色を楽しみたい場合は開場直後のデイタイムを狙うのも一つの方法です。
大人・学生・シニアの料金と割引条件
料金は執筆時点でおおよそ以下の水準です。
| 区分 | 対象年齢 | 料金の目安 |
|---|---|---|
| 通常チケット | 大人 | 約880バーツ |
| 学生チケット | 3〜15歳 | 約250バーツ |
| シニアチケット | 65歳以上 | 約250バーツ |
学生・シニア料金は、通常料金と比べてかなり抑えられているのが特徴です。子連れやシニア世代との旅行では、このチケット区分を活用することで旅行全体の費用を抑えられます。ただし年齢確認のためパスポートの提示を求められる場合があるため、当日は身分証を忘れずに持参してください。
パッケージチケットの中身をチェック
通常チケットに軽食やドリンク、体験がセットになったパッケージチケットも用意されています。
| パッケージ | 料金の目安 | セット内容 |
|---|---|---|
| パッケージA | 約920バーツ | チケット+ソフトドリンク |
| パッケージB | 約990バーツ | チケット+200バーツ分のキャッシュクーポン |
| パッケージC | 約990バーツ | チケット+スカイライド体験2回 |
| パッケージD | 約990バーツ | チケット+記念アルバム |
パッケージBのキャッシュクーポンは、館内のレストランや免税店で使えるため、食事や買い物を予定している場合は実質的にお得になるケースがあります。VRアトラクションを楽しみたいならパッケージC、旅の記念を形に残したいならパッケージDというように、旅行スタイルに合わせて選ぶと満足度が高まります。
なお、料金や営業時間は変更される場合があるため、訪問前に公式サイトで最新情報を確認しておくことをおすすめします。
お得な割引チケットの購入方法を比較
マハナコンタワーのチケットは、当日窓口で購入するよりも事前にオンラインで予約した方が割引になるケースがほとんどです。
| 購入方法 | 特徴 | こんな人向き |
|---|---|---|
| 公式サイト | 通常料金よりやや割引された価格で購入可能 | 公式情報を優先したい人 |
| Klook | 独自クーポンやセット券が豊富 | 他の観光と組み合わせたい人 |
| KKday | スカイライド体験とのセット販売あり | 体験型コンテンツも楽しみたい人 |
| 現地窓口 | その場で購入できる | 予定が直前まで決まらない人 |
公式サイトでは、通常880バーツのチケットが836バーツ前後で購入できるなど、事前決済によって数十バーツ単位の割引が受けられます。KlookやKKdayといった旅行予約サイトでは、期間限定のクーポンコードが配布されていることも多く、複数のサイトを見比べてから購入すると無駄がありません。
いずれの方法でも、当日は窓口の列に並ぶ必要がなく、QRコードをスマートフォンで提示するだけで入場できる場合がほとんどです。特に夕方以降は観光客が集中しやすいため、時間を有効に使いたいなら事前予約が向いています。逆に天候が読みにくい日は、当日の空模様を見てから現地で購入する方が結果的に無駄を防げることもあります。
ルーフトップバー「スカイ・ビーチ」の営業時間と予約方法
展望台と同じ78階に位置するルーフトップバー「スカイ・ビーチ」は、タイで最も高い場所にあるバーの一つとして知られています。
営業時間はおおむね10:00〜24:00とされていますが、タイの法律によりアルコールの提供時間は11:00〜14:00と17:00〜24:00に限られています。ランチタイムから午後にかけて一度提供が止まる時間帯がある点は、訪れる前に知っておきたいポイントです。
予約なしでも入場できる仕組み
スカイ・ビーチは、レストランのように事前予約が必須というわけではありません。展望台のチケットを持っていれば、そのままバーエリアに立ち寄れる仕組みになっています。
ただし、混雑しやすい週末の夕方や、イベントが開催されるタイミングでは案内までに待ち時間が発生することもあります。確実に座席を確保したい場合や記念日など特別な利用シーンでは、公式サイトや電話で事前に問い合わせておくと当日の流れがスムーズになります。
服装や利用時の注意点
厳格なドレスコードは設けられていませんが、屋外の高層階という立地上、サンダルよりも歩きやすい靴、風で乱れにくい服装の方が快適に過ごせます。夜は地上より気温が下がりやすいため、薄手の羽織りを一枚持っておくと安心です。
またアルコールを注文する場合は、パスポートなど年齢確認ができる身分証の提示を求められることがあります。カクテル片手に夜景とDJの演奏を楽しみたい場合は、提供時間内に訪れるようスケジュールを調整しておきましょう。
モデルコースと知って得する現地情報
初めてマハナコンタワーを訪れるなら、サンセットチケットで16時前後に入場し、明るい時間帯の景色から日没、夜景への変化を一度に楽しむ回り方が効率的です。
モデルコース(サンセット×ナイト満喫プラン)
16:00 チョンノンシー駅からタワーに到着
↓
16:30 74・75階の屋内展望台を見学
↓
17:30 78階のスカイウォークで日没前の景色を撮影
↓
18:30 日没とともに夜景へ切り替わる様子を観賞
↓
19:30 スカイ・ビーチでカクテルとともに夜景を満喫
このように時間帯をまたいで滞在すると、1回の入場で昼と夜、両方の表情を体験できます。
知って得する現地情報
免税店・お土産 展望台から降りたエレベーターは4階の免税店「キングパワーマハナコン」に直結しています。オリジナルグッズやドライマンゴーなどのお土産が揃っているため、観光の締めくくりに立ち寄りやすい場所です。
トイレ・休憩スペース 各展望フロアには清潔な化粧室が設置されており、長時間の滞在でも困ることはあまりありません。屋内展望台には座って休めるベンチもあるため、小さな子ども連れやシニアの旅行者でも無理なく見学できます。
天候による影響 78階の屋外エリアは、雨や強風の際に安全確保のため閉鎖される場合があります。悪天候によるクローズの場合はチケットの払い戻しではなく、別日程への振り替え対応となるケースが一般的です。旅行のスケジュールに余裕がある方は、天気予報を確認したうえで訪問日を選ぶとより満足度の高い体験につながります。
まとめ
いかがでしたか。この記事では、マハナコンタワーへの行き方や割引チケットの種類、料金、ルーフトップバー「スカイ・ビーチ」の営業時間や予約方法について詳しく紹介しました。
アクセスはBTSチョンノンシー駅から直結しており、初めてのバンコク旅行でも迷わず向かえます。チケットはデイタイム・サンセット・ナイトの3種類があり、公式サイトやKlook、KKdayを利用すれば窓口より割安に購入できる点も見逃せません。ルーフトップバーは予約なしでも利用できますが、アルコールの提供時間だけは事前に確認しておくと安心です。
夕方から夜にかけて訪れれば、昼と夜、二つの異なるバンコクの景色を一度に楽しめます。ぜひ自分の旅行スタイルに合ったチケットとタイミングを選び、314mの高さから見るバンコクの絶景を思い出に残してみてください。